本年もよろしくお願いします。
昨年、僕達は「いつまでも世界は...」というライブサーキットを始めまして、
そしてメンバーが二人抜けて、
それでも続けていくことを当たり前の事として、
色々なメンバーをその都度集めてライブをするという方法に変えて、
年末にシングルをアナログでリリースしました。
今年は何ができるかしら。
今とても思うことは新しい方法、新しい道、とはなんぞや、ということ。
例えば、原発反対、風営法改正、京都の音楽をもっと盛り上げよう、と声高に表明したところで、
聞く耳を持つ人間にしか届かないのは悲しいかな、いつまでも変わらないでしょう。
聞く耳を持つ人間は意外と少ない。
そこに諦念をもって、自分の成すべきことを職人のようにやり続ける、
そんな素晴らしい音楽家やその他活動家を僕はたくさん知っているし、尊敬もしている。
そしてそれは大切なことでもあるのです。
ただ僕がやりたいことはそこではないのです。
その「諦念」を僕は持ちたくない。
一つの事に専心する為にある程度の「諦念」は有意義ではあると理解しているつもりではありますが、
それでも。
聞く耳を持つ人間を増やそう、
というのではなく。
「耳」が聞き取れる周波数自体を変えてしまえる何かを。
とても抽象的な話になってしまいましたが、そういう新しい改変を僕はいつでも探していきたいなと思う訳です。
去年よりも的確に、もっと時間をかけて、僕は僕の成すべき事を見つけていかないとダメなんだろうなと思います。
その為にいつでも僕は皆さんに協力を求めます。
自分で言っていて情けなくなりますが、僕は稀代のカリスマ性も悪魔のような人心掌握の術も持ち合わせていないので、皆にお願いをします。
僕は「与える者」ではないです。
きっと「集める者」だと思います。
なので、その作り上げる事に皆さんの協力を遠慮なく求めます。
要は、
ライブに来てください、という話です。
うわ、結局それかよ!!と僕も今思ってます。いや、申し訳ない申し訳ない。
でもそれです。やはり。
僕が作り上げるモノは岩城がいないとダメだし、他のメンバーがいないとダメなんです。
そして、お客さんがいないとダメなんです。
こんな風に文字だけ連ねる頭のおかしい人間でいたくないです。
音楽家は勝手に前には進めないのです。
人前で何かを共有しないと全く前には進めません。
去年、僕達のライブには来れなかった人は今年はライブに来てください。
去年、僕達のライブに来てくれた人は今年もライブに来てください。
ライブスケジュールを更新しました。
もうほんっとうに、遊びに来てくれないと、僕、スネます。