先日僕が主催していますライブサーキット「いつまでも世界は...」の第一弾出演者発表がありました。
第一弾で59組が発表されて、自分でも「え?」ってなりました。
数が多い。
まだ全出演者の半分もいってないんだと思うと、びっくりが過ぎる。
いつの間にやら自分のやっている事にびっくりしてしまう程の規模になっていました。
今年も頑張ります。
でも昨日まで寝込んでました。頑張れてませんでした。
風邪を引いて一度も目を覚まさないまま長時間眠りこけ、目が覚めた時には首に激痛が走っていました。
今度は首の激痛で眠れず、朝までもんどりうって、危うくまた風邪をひくところでした。今は大丈夫。
今年は出演者のラインナップにTHEロック大臣ズがいません。
解散をしやがる。
僕はどうにも割り切れず、コメントも断ってしまった。
彼らには本当に申し訳ない気持ちだけど、
宣伝の為にコメントをすることがどうしてもできず、
かと言って、彼らのコメントを自分のアイデンティティを示す場所にするのも違うと思い、
書いたいくつかのコメントも闇に葬り去りました。
THEロック大臣ズが
「自分たちが定めた期間内に、自分たちが定めた目標に届かなかったこと」
を解散の理由の一つとしてあげて、尚かつそれを公表したことは、
僕が大切な約束を守れなかったことに等しい。
本当に悔しい気持ちでいっぱい。
音楽に「目標」なんて必要ないと僕は信じています。
僕にとって音楽をやるモチベーションは「音楽が好きだから」ただそれだけしかないです。
今でもザ・シックスブリッツが解散するとしたら理由は「飽きたから」しかないと思ってます。
でも「目標を立てること」が音楽をやるモチベーションになっているバンドがたくさんいるのは承知しているし、例えそういう気持ちでも良い音楽がそれを持続していける世の中を作ることが僕と「いつまでも世界は...」の目標です。
それなのに、なんて無力。こんなにも近くて、こんなにも大好きなバンドが。
勝手に守るつもりだった約束を果たす前に大切なバンドが一つ消えていきます。
それを前向きに捉える行為自体が僕には嘘っぱちなので、何も彼らに送る言葉が浮かびません。
彼らの解散を前向きに捉えた時点で僕の夢を裏切る事になるので、とても大きな敗北として心に刻む事しかできません。
今でも彼らに会うと「ごめんな」と勝手に盛り上がった気持ちが出てきそうになるのを堪えます。
もっと良い音楽を作って、もっと良い演奏ができるようになって、もっとすごい事ができるイベントを作ろうと、布団の中でしかめっ面で考えた2月の頭でした。