ここで言う場合の「こぶし」はアングリーフィストではない。
高らかに己の興奮を表明する、勇ましい「こぶし」だ。
抑えないほうがいいのだ。
本当は。
我慢は良くない。
肘の曲がったプッチョハンズアップな人間になってしまう。
ライブハウスや授業中によく見かける、控えめな人間になってしまう。
あげる時は「この手よ、天をつき抜け」とばかりにあげねばならん。
「はい!!中大兄皇子です!!」と得意気に正解せねばならん。
それでも、この興奮を、友人達と共有せず、自分の歌に閉じ込めてしまいたい事もあるのです。
なんともはや、エゴであるような気がしてならない。
でも、しょうがない。やっちまったもんはしょうがない。
土曜日日曜日と、弾き語りにて尼崎、京都とブラブラしました。
自分の演奏も上出来、とても素晴らしい音楽や人にも出会えた。
幸せである。
この二日間は、「この手よ、イカロスを超えよ」とばかりに興奮を表明した。
無様にも、酔いつぶれる寸前まで迷走したりもした。
(ターシさん、ほんますんません。磔磔行けなかったです。)
そして、今日も日曜日に引き続き、「JUMP」二日目を楽しむ為にnanoへ闖入した。
今夜ばかりは「こぶし」は上げたくなかった。
2バンドしか観ていないが、もう十分であった。
この興奮を歌に詰め込んで、己の武器としたい。
サミシガリヤもand youngも、それくらい素晴らしいものでした。
という訳で「エクスカリバー」の歌詞を作りなおしました。
もっと奥のほうの大事な部分を捕らえた、と自分では思っておりますので、
一足先に聴いてくれた皆様には大変申し訳ないですが、
より良いものを次回はお聞かせするという事で許していただきたい。
いや、濃い3日間でした。
体力の限界は超えた気がする。
たばこを吸うと吐き気がします。
明日は体力を回復させて、
明後日21日、
塚本ハウリンバー
「三人会」
guest:奇妙礼太郎
Walther(THE LOBSTERS)
西島衛(ザ・シックスブリッツ)
open19:00start19:30 ticket1500
良い歌が歌えたらいいなと思う。